あなたは今口内炎がありますか?
口内炎って出来ると、ご飯を食べるのも話すのも痛くて辛いですよね。
私も寝不足が続くとすぐに口内炎ができてしまいます。
1度出来てしまうとなかなか治らなくて鬱陶しいです。
ビタミン不足や疲れ、ストレス、イライラなどが原因で口内炎はできます。
今口内炎が出来ているあなたは疲れが溜まっているのかもしれませんね。
普通は歯茎のふちの部分や、舌にできますよね。
しかし、歯茎の付け根の部分にできている方はいませんか?歯の根っこの部分です。
もしかしてその口内炎は、口内炎じゃないかもしれませんよ?
今回はそんな歯茎の付け根にできた口内炎の原因と治し方についてお話をしていきます!
歯茎の付け根にできる口内炎の原因
歯茎の付け根に口内炎ができた!と思ってもなかなか治らない‥
それは口内炎ではない可能性が高いです。
フィステルと呼ばれるできものかもしれません。
フィステルとは、歯周病や歯の破折などが原因で歯の根っこの先まで病気が進み、膿みが溜まってしまったものです。
フィステルと口内炎の見分け方
- できものの色が白っぽい
- できものを押しても痛みがない
- 触ると柔らかい
- 箸でコンコン叩くと響く感じがする
- その歯で強気見込むと痛い
このような症状がある場合には口内炎ではなく、フィステルの可能性が非常に高いです。
フィステルではなく、普通の口内炎だった場合は、ヘルペスの可能性もあります。
ヘルペスは、自然治癒は難しいので病院に行かなければなりません。
まとめると、歯の付け根にできた口内炎は
普通の口内炎、フィステル、ヘルペスの疑いがあるということです。
普通の口内炎ならいいのですが、フィステルやヘルペスだった場合には早めの治療が必要です。
次はそれぞれの治療方法についてお話しします。
口内炎、フィステル、ヘルペスのそれぞれの治し方
まず、普通の口内炎だった場合は、ビタミンの多い食事を取り、睡眠時間も確保しましょう。
規則正しい健康的な生活を送ることで、自然に治ります。
どうしても痛みに耐えられない場合には、市販の口内炎の塗り薬や飲み薬を服用するようにしましょう。
痛みがある場合には痛み止めを飲むのもいいですよ。
また、歯科医院に定期検診に行った際に口内炎が辛いことを伝えると、
レーザーを当てて早く治るようにしてくれる歯科医院もあります。
機会があれば歯医者さんに相談してもよいですね。
次に、フィステルだった場合は、歯科医院で歯の根っこの治療をする必要があります。
膿を外に出さなければ治らないので、切開をして膿を出したり、歯の神経を取って中を綺麗にしたりする必要があります。
治療回数は何回かかかりますが、歯の痛みが増してくる可能性があるので、フィステルを見つけたら早めに歯科医院を受診しましょう。
最後に、ヘルペスだった場合は、ウイルスに感染している状態です。
そのままにしておくと発熱、痛みなどが出る可能性があります。
自然治癒はできないので必ず病院に行きましょう。軟膏などを出してもらえます。
ヘルペスは主に子供の時に感染し、1度発症すると大人になってからも疲れが出た時などに再発します。
再発しないように、あまり疲れを溜めすぎないようにしましょう。
まとめ
歯茎の付け根にできた口内炎の原因と治し方、いかがでしたか?
あなたの口にあるものは口内炎でしたか?それとも別のもののようでしたか?
口内炎であれば自分で治せますが、フィステルやヘルペスだと治療が必要なので早めに対処しましょうね。
フィステルだった場合は、気づくのが遅いと歯を抜かなければならなくなる危険性もあります。
歯茎だけでなく歯にも影響が出るのは大変なことですよね。
定期的に歯科医院に行って定期健診を受けるようにしましょう。