仕事も大詰めに入り、ホッと一息つこうと大きく深呼吸をした時に、
ぎゅーっと背中が痛くなり、身の危険を感じました。
あなたはそんな経験はありませんか?
近頃体の不調が増えてきて、年内に厄除けにでも行こうかと考えるほどです。
急に体が痛むと、焦りますよね。
背中や胸がぎゅーっと痛む原因、
もしかして、助間神経痛(ろっかんしんけいつう)かも知れませんよ?
聞き慣れない言葉だと思いますが、ご安心ください。
これからきちんと説明していきます。
知識があるのとないのでは、対処の仕方が変わってきますよね。
あなたも正しい知識をつけて、対処できるようにしましょう!
今回は助間神経痛の原因と治し方についてお話をしていきます!
助間神経痛とは
助間神経痛の経験がある人はわかると思いますが、背中や胸のあたりが急にぎゅーっと痛くなります。
では、なぜ背中や胸のあたりが痛むのかというと、背中から肋骨にかけて神経が多く集まっています。
背中から肋骨の神経の近くの筋肉が、神経を圧迫することで痛みが出るのです。
簡単に言うと、神経が刺激されることで痛むということですね。
鋭い痛みが特徴なのも神経が刺激されるからです。
助間神経痛の症状がでると、一瞬動けなくなるほどの痛みです。
仕事にも支障が出てしまう方もいます。
それほどの痛みが来ると思うと、恐ろしいですよね。
これから原因を説明しますので、理解をしておけば慌てることはないですね。
助間神経痛の原因
1番多い原因が「ストレス」です。
ストレスで神経が刺激されて痛みが出るなんて、少し想像しづらいですよね。
ストレスを感じることで、筋肉は緊張した状態、簡単に言えば力が入った状態が続きます。
それが原因で神経が刺激されることがあります。
また、筋肉が緊張した状態だと深く呼吸ができなくなり、浅い呼吸をします。
浅い呼吸をすることで息がしづらくなり、肩を使って呼吸をすることになります。
肩を使うと筋肉を使って呼吸をすることになるので力が入り続けて神経が刺激されて痛みが出ます。
ストレスそのものが原因なのではなく、ストレスによって筋肉の使い方が普段とは変わることで、
神経に刺激が加わり痛みが出るということです。
普段自分ではストレスを感じていなくても、体の筋肉には症状が出ている場合があります。
次に多い原因が、「姿勢が悪い」ことがです。
悪い姿勢を何年も続けていると、使われる筋肉とそうでない筋肉が出てきます。
毎日同じ筋肉ばかり使っていると、使う筋肉がどんどん発達して大きくなり、使わない筋肉は退化していきます。
筋肉を使うバランスが悪くなることで、体つきのバランスも悪くなり、神経が圧迫されて痛みが出るのです。
更に、姿勢が悪いと肩周りの筋肉が凝る原因にもなります。
他にも原因として、がん、帯状疱疹、助骨の骨折などが考えられます。
対処法を試し、長期間治らない場合は病院を受診してお医者さんに診断をしてもらいましょう。
助間神経痛の治し方
助間神経痛は、正しく対処すれば、殆どの場合が短期間で治るのですが、
そのままにしておくと慢性化してしまう場合があります。
突然の胸や背中の痛みが慢性化してしまうのは困りますよね。
助間神経痛を慢性化させないために、治し方についてお話をします。
まず、ストレスが原因で助間神経痛が起こっている場合、1番大切なのはストレスを取り除くことです。
息抜きをしたり、趣味を作ってみたりしましょう。
それでも、自分が感じていないストレスでも体がストレスを感じて筋肉に刺激を与えている場合があります。
ふとした時に、肩や背中に力が入ったままになっていないか確認をする癖をつけましょう。
力が入っていた場合は、力を抜いてリラックスさせるように心がけることで、
筋肉に力が入りすぎるのを防ぐことができます。
次に、姿勢が悪いことが原因で助間神経痛が起こっている場合です。
骨神経痛を治すには姿勢を正しくし、バランスよく筋肉を使う必要があります。
今まで姿勢が悪かった人がすぐに正しい姿勢で生活をするのは難しいので、
気がついたら正しい姿勢をするように心がけたり、姿勢を良くするサポートグッズを使うと良いですよ。
まとめ
助間神経痛の原因と治し方、いかがでしたか?
あなたもストレスや悪い姿勢で助間神経痛が起こっている可能性があります。
最近、背中や胸が急に痛む症状がある場合には、治し方を試してみてください。
また、いつまでも治らなかったり、悪化する場合にはすぐに病院に行き、診てもらってください。