鼻水 止める 方法

サラサラの鼻水を止めたい!場所を選ばない対処法

粘り気のある色のついた鼻水も苦しいものですが、

サラサラで突然ポタッと垂れてしまうような水っぽい鼻水にも

困ってしまいますよね。

 

下を向くとツーっと垂れてしまい、勉強や作業に集中できなくて辛い症状ですよね。

 

鼻をかんでもかんでも止まらず、突然落ちてくる鼻水で

服を汚してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで、サラサラの鼻水が出る原因と対処法について考えていきたいと思います。

 

サラサラの鼻水が出る3つの原因

水のような粘りのない鼻水が出てしまうのには大きく分けて3つの原因があります。

 

①ウイルスへの防御

②アレルギー物質を除去するため

③体温を調節するため

 

①ウイルスへの防御

風邪のひきはじめに鼻水が出てしまうのはこれが原因です。

体内に入り込んだウイルスを流し出そうとするため水っぽい鼻水が出るのです。

 

②アレルギー物質を除去するため

ハウスダストやダニ、花粉などのアレルギー物質も

体にとっては不要なものなので、風邪のひきはじめと同様に

体に入ってきた異物を体外に出すために鼻水が発生します。

 

③体温を調節するため

寒い季節など冷たい空気が呼吸するたびに体内に入ると

冷たい空気を暖めようと鼻腔内の血管を拡張させます。

 

その時同時に鼻水を作り出す機能も活発になってしまうため大量の鼻水が流れ出すと考えられています。

 

鼻水を止めるにはツボ押しが有効

鼻水を止めるのに有効なツボをご紹介します。

 

迎香(げいこう)

鼻の穴の外側、ぽこっと膨らんでいる部分(小鼻)の両脇です。

 

押して気持ちいいところを探してみてください。

そこを指で少し強めに押します。

痛気持ちいいくらいの強さが目安です。

 

このツボは美容にも効果が期待され、体調不良の時にも有効です。

 

清明(せいめい)

鼻の付け根、目と目の間の目頭と呼ばれる場所です。

 

眼精疲労を感じた時に思わずもんでしまうそのツボが清明です。

片手の親指と人差し指で挟み込むようにもむのがよいでしょう。

 

こちらは目の疲れにも有効です。

 

合谷(ごうこく)

手の親指と人差し指がつながる根元の部分。

 

押してみると痛いような気持ちいいような感覚が分かりやすいツボです。

こちらも清明と同様に親指と人差し指でつまむようにもみましょう。

 

このツボは様々な症状に効くツボとして有名です。

目に痒みがある時にも有効なため、花粉症のときには一石二鳥となるかもしれません。

 

どんな時にツボを押すといいの?

ツボ押しのいいところは場所を選ばないということです。

 

移動中の電車やバスの中、会議中や授業中などどんな場所や

時間でも自分の手さえ空いていればできる治療方法です。

 

自宅では鼻水を押さえるためにティッシュを両方の

鼻の穴に詰めたまま過ごすなんていう方もいらっしゃるかもしれませんが

外出先や職場、学校では恥ずかしくてそんな姿見せられませんよね。

 

もし授業中にツーッと鼻水が垂れてしまったら

ティッシュを詰める前に上記のツボを押してみましょう。

 

その時には自分の手をこすったり、息を吐きかけたりして

手を温めると効果が表れやすいと言われています。

 

できればリラックスした状態で行うといいですね。

 

また、授業中や会議中は難しいかもしれませんが

できればツボを押すことだけに集中するのがベストです。

 

テレビやスマホを消してツボを押すことだけに神経を集中するとより高い効果が期待できます。

 

ツボを押すときには息をゆっくり吐いて、ツボから手を放すときには

ゆっくりと息を吸うようにしましょう。

 

逆に妊娠中や体調不良の時、お酒を飲んでいるときは

ツボ押しするのは避けましょう。

 

まとめ

水のように流れ出て不快な鼻水ですが、対処法を知っておけば

あわてずに対処できるかもしれません。

 

薬を処方してもらう前に一度ツボ押しを試してみてはいかがでしょうか?

 

もちろん、ツボ押しなどで症状が改善しない場合には

医師の指示を仰ぐことも大切ですよ。